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Research Topics
(1)テラヘルツ発振回路の研究

電気と光の中間領域であるテラヘルツ帯の開拓を目指して発信、受信、変復調デバイスが盛んに研究されている。ラップゲート形量子ドット・ネットワークの量子準位間遷移を用いたテラヘルツ波発生デバイスはゲート電圧により発振周波数を制御できるため、システム応用に極めて有用である。量子ドット・ネットワークからのテラヘルツ波を高効率に利用するためにはコヒーレンス度を高めることが必要である。そこで、テラヘルツ波発生部(量子ドット)と共振・集光構造を数値解析するための電磁界時空間差分計算プログラムを作成し、数値計算によりテラヘルツ波の位相、偏波コヒーレンス、集光効率を高める構造の研究を行っている。

> 図1  > 図2
(2)フォトニック結晶を用いた光回路の研究

サブテラビット光通信システムを構成する際に光送信、受信回路がボトルネックとなるため、これら回路の高速化、光電気変換高効率化がキーポイントとなる。フォトニック結晶は、従来の光部品の超小型化、集積化、超高性能化を実現できるとともに新しい光機能デバイスの可能性を秘めている。そこで、能動デバイスを含めた電磁界時空間差分計算プログラムを作成し、フォトニック結晶構造を活用した新しい光変調器、光閉じ込めによるフォトディテクタの超高効率化の可能性を数値計算により研究している。

> 図3  > 図4

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