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北海道大学 量子集積エレクトロニクス研究センター
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3年生向け Q&A

ここでは3年生が配属研究室を決める際に気になるような情報を学生の立場から公開しています。ぜひ研究室選びの参考にしてください。また、連絡をくれれば研究室内を案内するので、気軽にどうぞ。


Q1:実際のところ、量子集積エレクトロニクス研究センターはどうですか?
A1:ここが一番気になるかと思います。量集センターでは学生部屋に違う研究室の学生もいますし、忘年会やゼミ合宿などもありますのでいろいろな人と仲良くなれます。複数の研究室がまとまっているので、実験器具も共用で使うこともでき、いろいろな実験ができることもメリットです。また、研究室としては個別の実験室を一つ持っており、プローバ台をはじめ多くの測定機器がそろっています。設計、解析を行うサーバもこの部屋にあります。

主に使用している実験室

クリーンルームに入る赤澤グループ。楽しそうです。

Q2:配属したらどんな研究をするの?
A2:大きく以下の四つの分野から選ぶ事になります。InAlN系は赤澤先生(ADグループ)、他の三つは佐野先生(THzグループ)につくことになります。細かいテーマは毎年先生が考えてくれます。特にやりたいテーマがあるなら、優先してそのテーマを選べる事が多いです。現在はカーボン系4人、回路系3人、電磁界解析系が1人、InAlN系が3人です。

Q3:研究室にはコアタイムってのがあるって聞いたけど?
A3:コアタイムは週1回の研究室全員で行う報告会に出る以外は特にありません!なので、極端な話、やることをやっていれば来ない日があっても問題なし!ただし、研究はテーマごとのグループで進めていく場合が多いので責任持って行動し周りに迷惑をかけないことが前提となります。また、帰省などの長めの休みも、自分の研究に差支えない程度(学会や設計の締め切り等)に自由にとれます。

Q4:報告会って何?
A4:毎週1回1時間〜2時間ほどの、みんながその週に行なったことに関して報告し、意見交換をする場です。先生を含め研究室のメンバー全員で集まります。今後の研究の方針等を決める場でもあります。先生や先輩から意見・アドバイスを頂くことで研究がはかどりますし、他の人の報告を聞いて分からない部分は質問することで勉強にもなります。毎週先生と密接なやり取りができるため、研究で困る事はありません。また、研究内容が様々な分野にわたっているので、多くの事を学べますよ。

Q5:配属後の研究生活の流れってどんな感じですか?
A5:修士まで進む場合、大まかには以下のような流れとなります。

この他にも帰りにご飯食べに行ったり、飲み会・BBQ・鍋・たこ焼きパーティー・小旅行etc…などのイベントが不定期に開催されたりもします。一部の活動内容はホームページの「その他の活動」にもアップされているので興味のある方は見てみて下さい。

バーベキューの様子

研究室のメンバーで小旅行

Q6:配属が決まったらいつから研究室に行けば良いの?
A6:まずは毎週の報告会に参加し、先輩たちの報告を聞くことでどんな事をやっているのかを掴んでもらいます。早く取り組みたい人は配属後すぐに研究室に来て勉強をする事もできます。その際には先生や先輩たちがアドバイスをくれますよ。早めのスタートは学部生のうちの学会参加に繋がる!

Q7:学会って参加するの?
A7:研究が進んで発表ができるようになったら参加します。基本的に、修士のうちに2回以上は国内会議に行く事になると思います。更に素晴らしい成果が出た場合は海外に行き国際会議に参加します。ちょっとした旅行です!!学会参加の様子はその他の活動で。

D3 田中が参加したEMRS(ストラスブルグ)

M2 和田が参加したESSCIRC(ルーマニア)

Q8:就職状況はどうですか?
A8:しっかり準備すれば問題なし!過去の例では東芝・日立・デンソーなどに就職しています。メンバーのページに過去の卒業生の就職先も記載されているので参考に。

Q9:研究室の雰囲気はどうですか?
A9:量集センターにある4研究室の中では1番自由です!席は3Fの学生部屋に全員固まっており、時折雑談なども交えながら、明るく和気あいあいと研究しています!先輩後輩、ときには研究室の垣根を越えて仲良くやっています。先ほど書いた通り、突発的に様々なイベントを行う事があり、今年は知床に1泊3日の弾丸ツアーも開催しました!

学生部屋の様子

Q10:先生との距離感は?
A10:佐野先生、赤澤先生とも生徒との距離が近く、気さくな方です。研究内容のことだけではなく、雑談などもよくします。研究においてどんな些細な事でも気軽に先生の部屋に相談に行けます。先生と一緒に飲みにいく事も多々ありますよ。今年は佐野先生の呼びかけで研究室メンバーで札幌ドームマラソンにも参加しました!

Q11:研究室には学生が何人いますか?
A11:2013年現在、博士1人、修士6人、学士4人の学生11人で活動しています。

先輩から一言
D3田中 (THzグループ:カーボン系)
やる事さえきっちりやっていれば自分の好きなようにやっていける研究室です。金銭的にも不自由していませんし、企業や他研究室や多大学との共同研究も多く、様々な経験ができます。迷っている人はぜひ一度研究室を覗きにきてください。きっと気にいってもらえるはずです。

M2中野 (赤澤グループ:InAlN系)

うちの研究室は、飲み会やバーキューなど小さなイベントがよく開かれてとっても仲が良いです。研究テーマも様々なので、いろいろなことがわかって楽しいです。おすすめの研究室ですよ!

M1千葉 (赤澤グループ:InAlN系)
4年生とM1が隣の研究室を巻き込んで日々争っており、席を離れたら餌食にされます。そんな研究室です。赤澤グループは赤澤先生がしっかりと基礎から教えて下さいますので、学力的な面で卒論書けるのかなと心配していた自分でも、今では学会での発表も行えるまで成長できています。

B4川内 (THzグループ:回路系)
ONとOFFの切り替えがしっかりとしている研究室です。先生方や先輩方との距離も非常に近く、親身になって色々と教えていただいてます。回路の研究は大変ですが、やりがいがあり楽しいです。

2012.10.09 田中 朋
2013.10.18 川内 偉博(編集)
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